皆さん7、こんにちは。
先日当施設の玄関にひな人形が設置されました。
立派な7段飾りのひな人形は、デイサービス利用者様のご家族より寄付でいただいた物です。
当日は、施設職員とデイサービスの利用者さんでひな人形の設置をおこないました。
ひな壇の向かって左側に『吊るし雛』
職員のお母さんの手作りです。売り物のように、可愛らしいお雛様。
『吊るし雛』、私は店で売っているのは見たことがありましたがこんなにマジマジと見るのは初めてでした。
『吊るし雛』・・・って???
吊るし雛が始まったのは、江戸時代といわれています。
その頃、特別裕福ではない一般のお家では、雛人形はとても高価なもので、なかなか手に入らないものでした。
だけど、生まれてきた子供の幸せを願う気持ちはみんな一緒。
だから、お母さんやおばあちゃん、叔母さんから近所の人たちまで、みんなで少しずつ小さな人形をつくり、持ち寄って「つるし雛」が作られ始めたんです。
みんなの想いをいっぱい詰め込んで作られたのが「つるしびな」。
赤ちゃんの大事なお守りとして、とても大切にされました。
特別養護老人ホーム船橋笑寿苑
相談員 猪狩 洋一