本日、管理栄養士による糖尿病教室を開催しました。
福寿荘の入居者で糖尿病疾患をお持ちの方に
声を掛け、皆さん「参加してみたい!」と
言ってくれて、8名が参加してくれました。
「血管」という道路があって、「インスリン」というトラックがいて、
「糖」という荷物を、脳や、筋肉等、「細胞」という目的地に届ける。
「インスリン」というトラックが不足すると、
「糖」という荷物が滞ってしまい、道路に荷物があふれかえる。(高血糖症)
目的地で必要な「糖」という材料が足りなくなる。
「糖」が足りなくなると、さまざまなトラブルが発生する。
手足がしびれたり、痛さを感じづらくなったりする。(糖尿病性神経障害)
目が見えなくなったりする。(糖尿病性網膜症)
おしっこが作れなくなって、人工透析という、
人工的におしっこを作らなくてはならなくなる。(糖尿病性腎症)
では、どうすればよいか。
3食の食事をしっかりとる。よく噛みゆっくり食べて、食べ過ぎない。
間食の量や、回数を減らす。酒の量には注意する。
マメに身体を動かす。ストレスを溜めない等など。
このように、分かり易く丁寧に教えて頂きました。
また、食品のカロリーの目安も、実物を見せながら、教えてくれました。
参加した皆さんも、一生懸命聞いてくれて、
最後には、「よかったよ。」「勉強になったよ。」等
声を掛けてくれました!!
これで、毎日皆さん朝のラジオ体操に来てくれるようになったら、
すごい効果ですね!!
このようなことを、ぜひ、他の入居者の皆さんや、
地域の皆さんにも、参加してもらえるような機会を作っていけたらいいなと、
思っております。
軽費老人ホーム 福寿荘
副施設長 石神 敏明