福寿荘の利用者さんの中には、パズルを解くことを趣味にされている方が
何人かいらっしゃるんですが、その中の一人の方に、
「副施設長、この問題が解けないので助けてー!」と
助っ人を頼まれ、「じゃあみんなで一緒に解きましょう!」と
思いつき、エクセルでその問題を入力して、娯楽室のテレビに映し出せるように
作ってみました。
今日はそのご本人さんとパズル仲間のもう一人の利用者さんと
私と、私に用事があって福寿荘にやってきた隣の特養の室長がなぜか
最後まで参加。四人よって文殊の知恵以上のパワーを発揮しました!!
解いている様子はこちら
「○番は△かしら」
「あ、その言葉あるある!」
というやりとりを何度も繰り返しながら、あっという間にできあがりました!!
すべてが埋まってみんなで大喜び!!
そのやりとりの中で、
私が、「もうぼさんせん」「おっとりがたな」って言葉ありますか?
って利用者さんのお二人に聞くと、さすが年の功!
「それは、こういう意味なのよ!」
「今の若い方はあまり使わないわよね!」
など、日本語の勉強もさせていただき、
みんなでとても楽しい時間を過ごすことができました。
その場のお二人の笑顔と、終わった後に掛けて頂いた言葉
「楽しいひとときをありがとうございました」が
とてもうれしかったです!!
一つの課題を複数の人数で頭をひねりながら解決していくというプロセスが
とってもよいものだと実感しました。
すこしずつ埋まっていくという充実感、できあがったときの達成感、
もちろん主役は利用者さん方なので、おいしいところは利用者さんに
解いてもらって、参加している喜びを味わってもらう。
なかなかよいものですね。
次回は、もう少し人数を増やして、やってみようかなと思います。
軽費老人ホーム 福寿荘
副施設長 石神 敏明